
私の母は着物の柄を描く作家
何年になるんだろ?
45年くらい描いているだろうか?
ある日のこと
「お母さんは74歳で死ぬと思う!」と母
「?」←私
もちろんそうなる
夢で見たそうだ…
着物作家の娘なのに
私は独りで着物が着れない…
着ないから着れないんだ!と母
「お母さんが生きている間に着れるようになりなさい!」
私は片道1時間かけて実家に
お稽古に行っている
母があと6年後に亡くなるか?は不明だけど
だんだん描けなくなっているのは
事実
目も手も老化には勝てない
「2022年にギャラリーを持つ!」と決めたのは
母の夢の話も理由の1つ
ギャラリーオープン記念には!
母に第一号の個展をして欲しい
目標を持つことは
きっと
良いクスリになる!
病院で生きるよりも
自分のやりたいことをやって生きてほしい
ただ着物が独りで着れるだけ
なら
つまらないから
自分の個展で着ていけるように
時間を作ってお稽古ってわけ
実家を離れて暮らした方が
母と私はお互いに良い刺激をし合えている
と思っている
2020-12-25T14:00:00
日
時間 分 秒
次まで :
30th個展(Exhibition in KOBE)
カテゴリー:自分のギャラリーを持つ旅, 展覧会のご案内